Theme
宿題をひと工夫して日本語を「使う」機会を作る試み - 物語とロールプレイで学習者が主人公!
Date
19-10-2019
Start Time
End Time
Location
ルーヴェン・カトリック大学 文学部 KULeuven Faculteit Letteren - MSI 01.23
Address
Blijde-Inkomststraat 21, 3000 Leuven
Organiser
ベルギー日本語教師会 BNK
Lecturer
竹内泰子(フランス グルノーブルアルプ大学)
概要:
- 授業で学習したことを組み合わせて総合的に使えるようにしたい。
- 習った文型や表現を自分で選び出してコミュニケーションに結びつけてほしい。
- まだ習っていない漢字や表現に出会っても、推測したり調べたりしてなんとかできる自律した学習者になってほしい。
- 授業や教科書の日本語だけで満足せず、その枠から一歩外に踏み出してほしい。
こんな悩みや願いから、私たち、フランス グルノーブルアルプ大学日本語学科の教員チームは3年ほど前から冬休みの宿題をロールプレイ形式の物語の形で作って実施しています。対象は日本語を習い始めて3ヶ月、CEFR A1レベルの学生です。学生自身が主人公となって物語に参加し謎を解くことで、少々ハードルが高くても「日本語でなんとかしなければ!」という気持ちを起こさせることを狙っています。
今回の勉強会では、私たちが作った物語を皆さんに実際にご覧いただき、意見交換をしたり、みなさんと一緒に一部作ってみたりしたいと思っています。また、宿題をやった学生にインタビューしてわかったことなどもお話しできればと思います。
Schoolyear
2019 - 2020